愉快な話をしているところ失礼します(K

土曜の深夜はずーっと文化放送を聴いている僕です。
アニスパのゲストはAice5木村まどかかわいいよまどかとかニヤニヤしつつ
いっけねえそういや履歴書かかないと俺筆記試験の対策いまだなんにもしてねえしななんて思いつつ
それでもずーっと文化放送聴いて木村まどかに萌えてたわけだね。
こうして毎日はすぎていくと。
ところがこむちゃっとカウントダウンの時に異変が起きた。
自分の部屋のすぐ前を救急車やパトカーが何台も通っていくのだ。
すわ火事か、と思って窓の外を凝視するんだけども火の手は見えない。
火事じゃないのならいいやと思って結局は僕は文化放送を聴き続けましたよ。
田村ゆかりのいたずら黒うさぎの方が他人の不幸よりも数倍重要ですからね。
ゆかりんも終わって、今度は後藤邑子小林ゆうのラジオアニメロミックスが始まる。
「わたし男になったらヒョードルになって王座を守りたい」
なんていう後藤邑子の一言に爆笑しつつももう寝るかなんて思って
布団の上のCDや雑誌を床に払い落とす毎晩恒例の行事をやってると小林ゆうが、
「それでは私の曲を聴いてください。落語天女おゆいの……」
――で、イントロ流れて、


ビックリした。


曲がいきなり止まったのだ。
流れてきたのは文化放送の服部アナの声。
「電車事故が発生しました。踏切で男性と子どもの計二人が飛び込んだ模様です。電車は現在止まっています」
僕はジャンパーを羽織ってすぐさま外に出た。
何故かまったく迷うことは無かった。
僕は5分もせずに現場にたどり着くことができた。
パトカーが数台とまっていて、線路の上に警察官が何人も立っている。
異様な雰囲気。野次馬はもう大方退散したようだった。死体の処理も当然終わっている。
真っ暗闇だからわからなかったが、相当血は飛び散ったようだ。秋葉原*1の時と同じように清掃班らしき人*2がいる。
やはりマスコミは早いもので、現場では既に新聞記者が「この男の妻を調べろよ」と携帯で淡々と(慣れっこなんだろう)喋っていた。
「子どもの頭が電車に潰されてよ、ぐちゃぐちゃになったって――」
僕は圧倒的に不快になった。
もっと残酷な現場をこの目で見れたかもしれないのにチャンスを逸してしまったのもまた不快だった。
僕は警察官たちの中に入ってゆき、その踏み切りのすぐ隣にある自動販売機のコーヒーを買った。
死亡現場の味を飲みながら退散することにする。
心中の味というべきか?


**


帰ってきて2chをチェックした。


89 名無しさん@ON AIR 2007/02/25(日) 00:52:31.77 ID:Vh+X28O4
ゆうちゃんの歌で、速報入るとは・・・orz




何故かホッとした。
そして今、履歴書を書いている。

*1:Kは秋葉原エロゲー屋で男性の脚が刺された例の事件の現場にも居合わせていた

*2:ただし秋葉原の事件の時はソフマップの店員さんが床を拭いていたな。今回は警察の方々が頑張っていたようです