ZONEを聞きまくった一日  h

いっつもいる場所に、夜の幕が覆いかぶさる。外に出たら文字通りの一面暗闇だ。冗談ではなく足元が見えない。久しぶりに人間がいるのが逆に不自然に感じてしまうような場所に出くわしてしまった。ここでは天然記念動物のような生き物だけが唯一背景と同化する権限を持っている。
自然と僕の目は光の在り処を探し出す、西に目を遣ると遠くの都会の空が不自然に明るく燃えているのに気がつく。

その瞬間に自然が怖くなる、そこで思い出したのが新世紀エヴァンゲリオン綾波レイが言っていたことだ。「人は闇を恐れ、火を使い、闇を削って生きてきた」ああ、こういう時にセリフの意味を感じるのか、と白い吐息を肺の隅々から吐き出したあと、結局自然に優しくない僕は都会に戻っていった。森に山に気づかれぬように

笑顔日和はなんとしても買う

眠る前に

イマージュ3 [トロワ]を聞いている。東京の薄汚い空と、アゼリン・デビソン【当時12歳】の美しい音楽のミスマッチの妙で思わず小躍りしながらさて寝るか。

改めて日記見ると俺おかしい人みたいだね。うん